Witch通信

Hair make labo Witch ヘアメイクカンセラーYuko の研究日記

花の色

誰かが決めたわけではない

花の色は自然界の中でとても不思議なものだと思う

季節の中に溶け込んでいる

草木や葉や空気の色、空の色とちゃんと寄り添っている

花は自分で自分の色や形が見えているわけではないのに

なぜか調和している

植物も動物も暑いときと寒いときでは

ちゃんと衣替えしている

生きるとは、すごいことなのだと思う今日この頃です

 

 

自然なありのままの自分・・・って、それでいいのですか?

こんにちは

本格的な夏の暑さに、汗、汗、汗

ヘアもメイクも汗、汗、汗・・・

さて、みなさま「ありのままの自分」とは・・・?

どんな自分なのか・・・

自然体で無理せず楽にいられる、って事でしょうか?

たとえば、自然に気持ちよく目覚めた朝

ざぶざぶと水で顔を洗った、さわやかなワタシ・・・とか

無造作にまとめた長い髪、飾らないTシャツとジーンズで

素顔のワタシ・・・とか

流行を意識しない自分だけの個性的なファッションで

長年愛用し続けているお気に入りのメイクグッズ・・・とか

「エコ」で「ロハス」で「無添加」で「無臭」な暮らしぶり・・・とか

いい大人になってくると、「ありのまま」ではなかなか社会に受け入れられないかもしれません

ある程度、演じたり飾ったり、そして自分でも自分が良くわからなくなってくる

人はみんな「多面性」をもっています

「素の自分」プラスアルファを積み重ねていく

ヘアをセットしメイクで変身し、お気に入りのファッションでおしゃれする

それが文化だと思います

自分をよりよく見せようとすることは不自然なことではありません

他人の目を意識するのは人としてあたりまえの事だと思います

昨日より今日、今日より明日

ちょっとずつ素敵になりたい

そう思うのが当たり前のことです

ちょっとの知識と向上心さえあれば

誰でも今よりもっと素敵になれるはずなのです

 

とはいえ・・・この季節は平常心を保つことが精一杯の毎日です

暑い!!!

 

 

 

 

 

どんな業界にもある 流行 という名の裏事情

こんばんは

毎日暑すぎます

夏です

花火です

浴衣です

最近は安くて気軽に買える浴衣がセットで売っていて

今年こそは・・・と、考える今日この頃です

雑誌などにも「簡単に出来るゆるもてアップ」のような特集が掲載されて

自宅でちゃちゃっと可愛く変身できたりします

一昔前は、披露宴のお呼ばれや着物のときなどは、美容室でヘアセットするのがあたりまえでした・・・だがしかし・・・

美容室業界はずいぶんと様変わりしたように思います

二極化されて、高級店と激安店が残り

美容に関する色々な概念も変わり

今後の「美容室」というくくり自体が変わってくることでしょう

 

ヘアカラーなど、今は皆さん自宅でカラーする方のほうが多いかも・・

パーマはかけずヘアアイロンでゆるふわカール

美容師ががんばってがんばってカットの腕を磨いても

30分1000円の激安カットへ行く方が増え

美容業界が死に物狂いで売り出した「エアウェーブ」などは

あっけなくスルーされていたりします

必要とされていないものが多すぎます

だって、お客様のニーズにお答えするのではなく

流行を仕掛ける側は、売りたいものを流行らせる のです

流行っているものを売るのでは、追いつきません

ファッションもしかり

洋服の流行や流行らせる「色」などは一年以上前から決められ

雑誌でじわじわ洗脳し、消費者が無意識に流行にのせられる仕組みになっています

美容もそうです

化粧品などは企画、試作、完成までに何年もかかったりします

計画通りに行かず他社との競争に勝てない場合もあります

良い製品が、売れる製品とは限りません

宣伝の仕方やタイミングで変わってきます

世の中に、途方も無いほど「物」があふれています

こんなにも無駄に「物」があふれています

「消費者」に買わせる為の「物」が多すぎます

選ぶのは私たちです

 もうまどわされたくありません

本当に必要なものを選ぶ「目」を持ちたいものです

 

 

 

 

 

顔と頭蓋骨 そしてヘアメイク

最近では、一日に何枚も自分を撮影したりする方も多いと思います

数年前までは「プリクラ」なるものが流行っていたと記憶しますが

今では、わざわざお金を払って撮影しなくてもスマホのカメラはものすごい勢いで進化し、そしてアプリも同じく進化し続けています

もはやアプリを使用して自撮りしたものは、5割り増しでイケてる自分に写るんです

と、いうことは・・・自分でさえ本当の自分がどんなだったのか・・・勘違いしたりしてしまうのであります

本当の自分を自分の肉眼で見ることは出来ないので、とりあえず正直に反映される「鏡」でよ~く自分を観察したいものです

 

さて、本題です

自分の顔の輪郭、頭の形、毛髪の生えている範囲・・・

そして、顔の左右の違い

さらに頭の大きさ、毛量、質感

顔のパーツの大きさ、配置、などなど・・

理解している方は少ないです

これらはヘアスタイルを考えるときに、とても大切な要素です

「丸顔」

「面長」

「ベース型」

「逆三角」

 

ヘアカタログなどを参考にしても、はたして自分がどれに当てはまるのか・・・?

思い違いも多いのです

美容室でお客様がよく「私って髪が多くて!広がるので減らしてください」と言う事があるのですが、実は頭の形が横に張っている形だったり、襟足の生え方が幅広だったり

意外に毛量が問題ではなかったりするのです

 

ほとんどの人は左右の顔がぜんぜん違います

自分の顔のどちら側が好きですか?

分け目を変えるだけで、印象が違ってきます

 

長所をどう活かすのか、気になる欠点をどうカバーするのか?

「丸顔」の場合

やわらかさを強調したいのなら、ふわふわしたカールとM字ラインの前髪を合わせることによって長所アップになります

逆にシャープに見せたいのなら、縦のラインを感じさせるような奥行きのある前髪をつくり、こめかみを隠すようなラインをつくると良いでしょう

「面長」の場合

斜めバングに前下がりのストレートのシルエットにすると、シャープなイメージが強調され、逆に横のラインを感じさせるような高さや奥行きのない前髪にすると、やわらかいイメージを作りやすいでしょう

「ベース型」の場合

顔の張りを感じさせないためには、縦のラインをつくりフェイスラインの髪を柔らかく沿わせたりするとカバーされます

逆にきりっとさせたいのなら、ストレートのロングも良いでしょう

「逆三角」の場合

華奢なアゴを強調したいならショートで軽い感じにすると、シャープでかっこいいイメージになります

逆に丸みのある前髪や横のラインを広げ、リバースに流すような動きのあるスタイルにすると柔らかい印象になります

ざっと、簡単な説明だけですが・・・

さらに顔のパーツなども考慮しながら似合うヘアメイクをデザインしていきます

「なりたいイメージ」を考えるときに参考にしてみてくださいね

 

 

カラー診断とカウンセリング

さあ、ここまで4シーズンカラーの説明をつらつらと書いてみましたが・・・

少しわかっていただけましたか?

今の時代は簡単に何でも検索でき、パソコンの前で無数の情報を知ることが出来ます

試しに「パーソナルカラー診断」と検索してみると、似たようなサイトがいっぱいあることでしょう

私が書いた説明より何十倍も詳しく説明しているサイトもあるはずです

 

ですが、いくら鏡の前で自分を見つめても答えは出てこないと思います

そのくらい診断は難しいのです

私は何年も何年もかけて沢山のカラー診断を経験してきました

その前に大金を払って講習会に通い、沢山の資料を読み沢山勉強し、そして実際に何千もの顧客の診断をしてきました

美容師の仕事には無くてはならないスキルだと思ったので、時間もお金も費やしました

寝てもさめても、色のことが目の前をチラつき、歩いていても電車に乗っても誰の顔をみても「春」「夏」「秋」「冬」と無意識に見分ける訓練をしていました

色々な色を見て配色を考えるのも、とても楽しい作業です

ヘアカラーのカラーのミックスなどにもとても役立ちます

色は混ぜれば混ぜるほどくすんでいきます

ベースの髪質や色を見て、足したり引いたりして似合う色を作ったりします

一人ひとりに合ったヘアカラーをして、肌の色が引き立ち素敵になったときはとてもうれしいです

最近は簡単に自宅でホームカラーをする方も多いと思いますが、たまにはちゃんとプロにまかせてみるのもいいと思いますよ!

さあ、みなさんもぜひ!!