大切なのは「アングル」らしい
最近、マイブームなフレーズ「インスタ映え」
ちょっと皮肉まじりで使ってみたりします
誰も彼もが「インスタ映え」を意識しているらしい
これについて色々考えているのですが
確かに皆さん本当にセンスのいい画像をシェアしていらっしゃる
もちろんビジネスにうまく利用されている方が多く
その本気度には感心し、自分も参考にさせていただき、只今お勉強中であります
だがしかし、本当に難しいのです
以前、油彩を描いていたときに静物画などのデッサンのときに先生によく言われたのが「出来を左右するのはアングル!」
らしいです・・・
今になってよ~くわかります
絵画でも画像でもデザインでも「どの視点か」とか「空間から場面を切り取る」といったようなセンスは本当に大切なのだな、と、思う今日この頃
たとえば・・・・
これは、同じ日の同じ場所の画像ですが・・・
どこに焦点を合わせるかによって、まったく違うものになっています
私は縦長の画像、「砂浜メイン」のほうが気に入っていますが・・・
そうすると、「海」の部分が少なすぎるのかな?
Instagram で「#」検索などしていると、時間がいくらあっても足りません
毎日毎日が研究です
たまらなく愛おしいもの
美容やカラー(色彩)についての日記を書くつもりで始めたブログですが
気が付けば、本筋から脱線している・・・
だがしかし、心があちこち色々な方角を向いてしまうのだから仕方が無い
人の心は予定通りにはいかないものです
もちろん、フリーの美容師であり、カラーについて研究し続ける気持ちに変わりは無いのだけれども・・・
勝手に書いているブログなので、誰かから苦情が来たりしないと思うので
思いつくままに勝手な研究日記ということにしよう・・・
と、いうわけで・・・
このようなものに、最近は心を奪われているのであります
シーグラスとかビーチグラスとか呼ばれていますね
もともとは普通にガラス瓶などであったはずの物が
長い年月を経て、海に揉まれ波に流され、角が取れて・・・そして、こんなふうに色あせ輝きを消し、別のものへと生まれ変わるのです
どうです?こんなふうに考えたらもう、たまらなく愛おしくなってきませんか?
そして、なかなか見つけることができなかったりすると
もう、ますます探しに行きたくなるのです
同じビーチでも、昨日は何も無かったけど今日は見つけた、とか・・
毎朝ビーチコーミングが日課、とかいう話を目にすると
いてもたってもいられません
こんなことを書くと、きっと「また始まった、熱しやすい性格!」などと馬鹿にされ
今ではもう「狼少年」状態で「あ~はいはい」と、あしらわれそうですが
だって、しょうがないじゃないですか
好きなものは好きなんだから、許して!
やりたいことはいっぱいあってもいいですよね
ある方に言われたのですが「せっかく伊豆に移住してきたのだから、伊豆を楽しんでください」って・・・本当にそのとおりです
ここでしか出来ないことをしたいって思う今日この頃です
ジブン 改造計画
あっという間に時は流れて
やらなくちゃいけない、と、思っていたことが
何一つ出来ていない・・・けど、それはそれとして・・・
次から次へとやりたいことが押し寄せてくるので
優先順位がわからなくなってきた今日この頃です
さて、この夏はジブン史上最高に日焼けしてしまったので
いっそのこと色々な意味で「イメチェン」することにしました
ヘアカラーはけっこうな勢いで、ハイライトをたくさん入れて
表面はつやを出しつつ、顔周りやネープあたりに夏の雰囲気満載な色合いにしてみました
そして、メイクは・・・日焼け肌に似合うようにゴールドっぽいオレンジシャドウにしてみました
マスカラは今まで以上に黒々と
そして、一年後は「奇跡の5?歳」といわれるように
筋トレして腹筋・背筋・ハムストリングスを鍛えなくては!
あと何年元気で暮らせるのかわからないけど
やりたいことがあるっていうことが、幸せ
そして、海が大好きになった今年の夏
こんなものを、購入してしまったりして・・・
今のところは、車に積んであるってだけですが・・・
伊豆半島に移住してよかったと思う今日この頃です
パーソナルカラーのルーツ
色彩を扱う職業として「カラーリスト」または「カラーアナリスト」など、誰でも耳にしたことがあると思います
この場合の「カラーリスト」はその人自身に似合う色、つまり「パーソナルカラー」を発見、判定または分析(アナリシス)し、アドバイスする仕事として位置づけられ、注目されています
もともとこの「パーソナルカラー」の考え方のルーツは古く、ヨーロッパの伝統的な教養のひとつとして、母から娘に受け継がれた「淑女の身だしなみ」といわれるものと思われます
たとえば、ブロンドの髪にすみれ色の瞳の娘には、その瞳の色が美しく映えるようにと母親がすみれ色のドレスを選んだり、また、褐色の髪に鳶色の瞳の娘には、明るい橙色のドレスがふさわしいなどなど エリザベス・バーリスネイヤー著「カラー・アンド・デザイン」では、髪の色を重視して洋服はその同系色(アナロジー)か対象色(コントラスト)を選ぶように・・・と書かれていて、瞳や肌の色年齢などを考えトータルなバランスでお洒落をするように、と、説いています
・・・ですが、これは1935年に書かれたもので、現代の様子とはちょっと違っています(80年以上も前です)今では、ヘアカラーで好きな色に髪の色を変え、カラーコンタクトを入れて瞳の印象も変えることが出来、肌も化粧品の力でずいぶんと変化させることが可能です
20世紀に入りドイツのデザイン学校バウハウスの色彩の教授、ヨハネス・イッテンは「パーソナルカラー」はその人が好む配色や色彩は、その人の外見的特長や性格と一致するという規則性を発見するのです
この考え方をアメリカに持ち込んだのがフェイバー・ビレンです
ビレンは「あらゆる色彩には2つの表情がある」と考えました
暖色の赤にも暖かい表情を持つ赤と、冷たい表情を持つ赤があるということです
寒色の青にも暖かい表情を持つ青と、冷たい表情を持つ青があるというのです
人間にはこのどちらかのグループの色と「調和」すると考えたのです
これはイッテンの色彩心理(色と性格のかかわり)を発展させ、システム化してわかりやすくしようとしたもので、この考え方が次の世代に受け継がれていきました
アメリカではすでに色彩を利用してカラーマーケティングの分野が発達しており
デザイナーやカラーコンサルタントといった仕事も注目されて、アメリカの不況を活況に導いたといわれました
それを企業に応用したものが「コーポレート・アイデンティティ」です
特徴のある覚えやすい色彩や配色を、広告などで長期にわたり繰り返し使い、沢山の人に企業の存在を覚えてもらうという戦略です
コカコーラやマクドナルドなどが代表例です
この戦略での効果は「同じ色を繰り返し使う」事による記憶率の高さ、ということでした
特定のイメージの定着に高い効果があるということです
それを「人」に応用すると・・・特定の色を繰り返し身に着けることで、その色を通して多くの人に記憶されます
さらに、その色がその人のイメージにぴったりと合っていたなら、その効果はさらに倍増するでしょう
明るいグリーンがイメージカラーの都知事のあの方も、とてもうまく効果を上げていらっしゃるようです