Witch通信

Hair make labo Witch ヘアメイクカンセラーYuko の研究日記

子供だって似合う色を知りたがっている

先日、中学生の息子がパーカーが欲しいと言うので

ユニクロに行きました

ファスナーが付いていないパーカーが可愛いね、ってことで

自分で選んでいましたが・・・

ユニクロは同じ形のものが色違いでずらりと並んでいるので

選ぶときは見やすくて良いですよね

彼が選んだのは「黒」と「緑」

う~~~ん・・・これを選んだのか・・・

以前、パーソナルカラー診断をして「サマータイプ」って教えたはずなんだけどな・・・

やはり、ぱっと見で何となく好きな色を選んでしまうんですね

「グレー」と「ネイビー」のほうが似合うと思うよ、と、

アドバイスして「試着してみてごらんよ」というと

「あ!こっちのほうがいい」と、あさっり納得!

子供の場合ヘアカラーも自然のままだし、メイクもしないから

大人よりも似合う似合わないがよくわかるのです

2色の同じ形のパーカーを購入し、自宅に帰ってから

引き出しにしまってあったパンツやインナーシャツとあわせて見て

「これと合う」とか「これもいいな」とかコーディネート練習

こんな会話も楽しいものです

 

子供だって、似合うほうがうれしいにきまってる!

こうやってコツコツと練習を積み重ねていくと

大人になっても私服に悩まないですよね!

 

 

 

女性のグレイヘアについて思うこと

先日何気なく見ていたTV番組で「白髪染めをやめて変身した女性」

についてのコーナーがあり、釘付けになってしまいました・・・

これは、良い意味ではありません

大変申し訳ないのですが・・・どう見ても「ちょっと違う」気がしました

その方は40代で、ずっと毎月の白髪染めに悩んでいたそうです

私が見たところ、40代にしては白髪がかなり多いほうに見えました

髪は普通ひと月に1センチくらい伸びます

びっしり白髪だったとすると、分け目部分は合わせて2センチほどの幅で白髪がのびている状態です

なるべく分け目が見えないようなヘアスタイルに工夫しても

気にしている方にとっては、ちょっとでも見えていると悲しい気持ちになるのです

そして、毛染めスパイラルに陥ります

頻繁に染めると、頭皮や毛髪にもかなりの負担がかかります

頭皮にシミが出来て荒れた状態になり、髪はパサつきます

 

いっそのこと、もうカラーリングはやめてグレイヘアのまま素敵に!

 

わかります

 

よ~くわかります

 

私もよく、そういうお悩みを持つお客様のカラーチェンジのお手伝いをしましたから

 

だがしかし・・・

あくまでもそれは60代以上の方です

40代だとちょっと話は違ってきます

 

わかります

お気持ちはよくわかります

 

とても難しい事です

まず第一に、その方はヘアスタイルが中途半端なショートカットでした

前髪を中途半端に下げて、サイドの髪も中途半端な長さでした

よく見ると、担当のヘアスタイリストさんが・・・・

同じようなグレイヘアでした・・・残念・・・

この場合、自分と同じようなお客様を増やしているパターンです

わかります

よ~くわかりますが・・・

 

もし40代の女性の方がグレイヘアにしたいとしたら、次のどれかにすると素敵度は高まると思います

 

① ベリーショートで額や耳周りや襟足などすっきりと出してしまう事を強くお勧めします(毎月のカットが必要)

② しっかり目のパーマヘアで毛先をクルクルさせておく

③ ヘアマニキュアなどでうっすらと「きれい目ぼかしカラー」をする

いずれにしても「つや」「はり」は必須です

 

と、なると・・・やはり、美容室へこまめに通うことは避けられません

たとえ白髪染めの悪夢から逃れたとしても、「素敵」でいるためには的確なアドバイスが必要といえるのではないでしょうか?

ただの「あきらめ」になってしまわないように、女性は本当に大変なのです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜかどんなひとも髪を触られると静かになる

先日、思春期真っ只中の息子のヘアカットをした

いつも言うことなんか聞かず生意気盛り

だがしかし

鏡の前に座ってカットが始まると神妙な面持ち

この年頃の男子は好みが難しいので、こちらもけっこう気を使います

が・・・今回は思った以上に気に入ったらしく、超ご機嫌顔!

ヘッドスパ」のマッサージをしてくれとねだるので

「頭が良くなるおまじないだよ」と、心をこめてマッサージしてあげた。受験生だしね

そういえば、今は社会人になっている長男も難しい年頃のときも

なぜかヘアカットの時はいい子ちゃんになって神妙になっていた(笑)

息子の友達たちもみんな、カットしながらいろんな話をしてくれたっけ

自分の親には話さないような事も、髪を切りながらリラックスして

楽しく話してくれたっけ・・・

考えてみたら、美容室で髪を触っているときに不機嫌な方はほとんどいませんね

老若男女、みんなです!どんなひとも明るくなります

ワクワクとドキドキの後に、リラックスとリフレッシュとニコニコ顔

そのためには、美容師は影でたくさんの努力が必要です

長い間自営業を続けていると、どうしてもぶち当たる「壁」とか「悩み」を乗り越えなくてはいけなくなってくる

どんな業種にもあるのでしょうが、矛盾や理不尽さ、

いろんなしがらみが嫌になったりすることがある

 

ちょっと離れたところから色々見ると、やりかたはひとつじゃないんだと思える

 

そして、誰でも皆が美容を楽しめることを、もっともっと考えていきたい

 

 

 

そもそも、美容とは何なのでしょうか?

美容とは・・・

美しい容貌

容姿を美しくすること

と、あります。

人の外側に関することなのですが・・・

では、美しいとはどういうことでしょう?

形容詞なのでしょうか?

人が何かを見て「美しい」と思う基準は?

曖昧で主観的で日々変化しているのではないでしょうか?

 

今、若い女性がなぜかみんな揃って真っ白い顔色に

真っ赤もしくは真っピンクのリップ・・・というメイクをしています

それが「美しい」からそうしているわけではないでしょうが

自分の容貌をよりよく見せようとしているわりには

皆が同じすぎて見分けが付きません

ほんとうに日本人はなぜ、こうなっちゃうんでしょうか?

本来なら他者よりもちょっとオシャレに見られたいとか

ちょっと可愛く見られたいとか、そんな気持ちでヘアスタイルを変え

メイクを工夫するのではないでしょうか?

ですが、皆いっせいに肩上の切りっぱなしボブ、メイクも皆同じ・・・

アジア人だけがなぜか前髪を分厚く下ろします

幼く見せたいという気持ちの表れでしょうか?

さすがアニメの国、「マンガ」の国

平たい顔に白塗りで唇だけ原色のつやつや

・・・美しいとは言えない流行・・・

こんなことを言うと「ジェネレーションギャップ」と思われるでしょうが

本当に何が大切なのか、よ~く考えてみたい今日この頃です

 

 

 

 

 

若いということは?

最近「若くなったね」と言われることがたびたびあります

身近な人からもですが、たまに行くガソリンスタンドのおじさんや

たま~にゴルフをご一緒させていただく知り合いのご老人や・・・

「若くなった」とはどういうことなのだろうかと、ふと、考える・・・

「若く見えるね」でもなく「若いね」でもなく「若くなったね」と・・・

もちろん人は皆、日一日と老いに向かっているので

実際は若くなっているはずは無いのだけれど

若くなったねとは、以前はそうではなかったが今は若くなったということなのだと思う

 

一昨年前までの私は、色々なストレスで心身ともにボロボロだったような気がする

そして色々なものを失った

一度どん底まで落ち込むと、その後は意外と楽になるもので

物事をシンプルに考えると行き着く先は、毎日どうやって楽しくやり過ごすか・・・と、いうことなのだと思う

目の前にあることをいい方に捉え、面白がる

そうやって長い時間をかけて脱皮した頃には「若くなったね」である

他者からの見え方としては

「楽しそう」とか「行動的」とか「明るい」とか

気持ちがいいと人は健康にもなる

「ツヤがある」とか「ハリがある」とか・・・は、若さに比例する

そして、人から良く見られているという事がさらにまた

楽しいとか嬉しいとかにつながるのではないだろうか

海に行ったり、ゴルフをしたり、ジムで鍛えたりと毎日が忙しい

息子からは「余生を楽しんでるな~」と言われた

余生ではない!!現役の働く母なのだけど、まあ、楽しそうにやってるね、って事を言いたかったのかな

 

美容とは違うけれど、これもまた人としての「美」につながる大切な要素なのかもしれないと思う今日この頃なのです